豚の種類を知ろう!

豚にはどんな種類があるのか?

豚にもさまざまな種類があります。

大きくは、「純粋品種」と「雑種」で分けられます。

「純粋品種」とは、交配による改良がされていない純血の品種のことで、

「雑種」とは、その純粋品種を掛け合わせて改良された品種です。

 

ではまず、「純粋品種」を見てみましょう。

 

・大ヨークシャー種・・・皮膚は白色。繁殖能力に優れている。

・ランドレース種・・・皮膚は白色。背脂肪が薄く、赤身の割合が多い。

・デュロック種・・・皮膚は褐色。主に、品種改良の雄型品種として利用されている。

・バークシャー種・・・皮膚は黒色。鹿児島の「黒豚」として有名。

・ハンプシャー種・・・皮膚は黒色(肩から前足にかけて白色)。背脂肪が薄く、筋肉量が多い。

 

と、こんな感じです。

では、これらを掛け合わせてつくられる「雑種」とはどのような豚なのでしょうか?

日本で最も多く流通している雑種と言えば、多くの人がよく耳しているであろう

「三元豚」と呼ばれる豚です。

 

「三元豚」とは?

三元豚とは、3種類の品種を掛け合わせて作られた豚のことを言います。

三元豚として生産することで、3つの純粋品種それぞれの長所を兼ね備えた豚ができるわけです。

ただし、それ以上は子孫を作らず、一代限りです。

 

日本国内で生産・流通している三元豚に関して言えば、

大ヨークシャー種・ランドレース種・デュロック種の3品種を交配したもので、全体の約75%を占めています。

そのため三元豚は、「普通豚」として扱われています。

名前だけ聞くと、特別な豚かな?と思いがちですが、あくまで「普通豚」なんですね。

 

ちなみに、特別な豚、つまり「銘柄豚」は、純粋品種や雑種をある一定の条件で生産・肥育された豚になります。

例えば、

・鹿児島県内で肥育されたバークシャー種 ⇒ かごしま黒豚

・バークシャー種・デュロック種・北京黒豚を交配させた三元豚 ⇒  トウキョウX

なんかは有名ですね。(細かく言うと、さらにいろんな条件がありますが)

 

SPF豚とは?

ところで「SPF豚」をご存じでしょうか?

最近ちらほら耳にするようになったように思います。

「SPF」とは、Specific Pathogen Freeの略で、特定病原菌不在を意味します。

特定病原菌とは、マイコプラズマ肺炎・豚赤痢・オーエスキー病などです。

豚の出産時、帝王切開によって「無菌的」に取り出した子豚を母豚として、その子豚を汚染されていない環境で自然分娩し育成された豚が、「SPF豚」なんです。

ここで勘違いしてはいけなのが、「SPF豚=無菌豚ではない」ということ。

あくまで、上記のような「特定の病原菌」がいないとう意味なんです。

だから、「生でも食べることができる」というわけではないことを知っておきましょう。

 

だったら、「SPF豚」のメリットって何?となりますよね。

実は、この生産方法が生まれたのは、豚を食べる人のためではなく、育てる人のためなんです。

肥育されている豚が特定の病原菌に感染して出荷される前に死んでしまうという問題を解決させるために作られた生産方法なのです。

病死する豚が少なくなれば、肥育農家の経営も安定しますね。

さらに、想定外なことに、「SPF豚の肉質、風味が良い」「臭みがない」ということがわかってきて、結果的には、豚を食べる人にとってもメリットが生まれたわけです。

 

まとめ

・豚には「純粋品種」「雑種」がある。

・日本国内で生産流通している豚の大半は、「三元豚」という雑種。

・三元豚とは、3品種を掛け合わせてできた豚のことで、いわゆる普通豚のこと。

・SPF豚は特定病原菌不在の豚のことで、生産を安定させるために作られたが、結果的には、美味しく食べることができる豚としても知られてきている。

 

以上、豚の種類について簡単にまとめてみました。

最後まで、ありがとうございました!

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